2012年度司法試験結果発表迫る!

2012年度司法試験結果発表迫る!

2012/09/10

 いよいよ、平成24年度司法試験の結果発表が迫ってまいりました。結果発表は、911日(火)1600に予定されています。それに伴い、企業・法律事務所側(以下、採用側)の採用活動、司法試験受験者側(求職者側)の就職活動が本格化していきます。2012年度の司法試験結果発表後の採用側・求職者側の動きの展望を述べてみたいと思います。

 

採用側の動き

(1)    法律事務所の動き

法律事務所の採用マーケットの状況としては、合格発表前後から年明けぐらいまでに中堅の企業法務系の法律事務所が内定を出していきます。一般民事系の法律事務所は翌年の4月後半まで内定出しが続きます。

(2)    企業の動き

 企業の司法試験受験者の採用活動は、司法試験の合格発表後に本格化していきます。東京三弁護士会では、日本弁護士連合会及び関東弁護士会連合会との共催で、第66期司法修習生等を対象に、法律事務所及び企業の就職合同説明会(東京三会就職合同説明会)が開催されます。この説明会には、大手企業も多く参加しております。

また、ジュリナビ(https://www.jurinavi.com/)でも、官公庁から企業まで様々な求人が掲載されていく時期です。弊社においても、多様な企業様から求人をいただき、採用支援を本格化させる時期になります。

      合格者・不合格者を問わず、採用する企業は少なくありません。司法試験に不合格であったとしても、積極的に就職活動をすることが重要です。

 

 

求職者側の動き

(1)    合格者の動き

 多くの合格者が、合格発表後から就職活動を本格化していきます。合格者の大半が、第1希望を法律事務所としていますが、企業への就職を希望する方も年々増加傾向にあります。一部の司法修習生には、翌年の夏頃に検察官・裁判官の任官打診がありますが、8月の選択修習~集合修習時期に入ると法律事務所の採用活動はほとんどなくなります。その為、司法修習の最後(12月頃)に企業へと進路変更をする修習生も数多く存在します。    

(2)    不合格者の動き

 不合格者は、不合格が判明すると就職活動を本格化していきます。当初は、法務を希望されて就職活動をしますが、求人が非常に少ないことから、さまざまな職種にチャレンジする方が多くなります。実際、不合格者を採用ターゲットに含んだ法務職の求人では、倍率が100倍を超える事もめずらしくなく、不合格者が企業の法務部門に就職することは非常に狭き門であるといえるでしょう。

 昨年実施しました不合格者に対する希望職種アンケートでは、合格発表直後に実施した時点では、法務のみを希望する方の占める割合が25%でした。しかし、翌年の2月に実施した同様のアンケートでは、企業法務のみを希望される方は3.6%となり、法務への就職活動の厳しさが浮き彫りになっていることがわかります。

 

 合格発表直後のアンケート結果 

  法務・コンプライアンス職種のみ希望→25.0%

法務コンプライアンスに限らず、管理系職種であれば希望→67.9%

正社員であれば職種不問で希望→3.6%

未回答→3.6%

      イ 合格発表翌年2月時点でのアンケート結果

  法務・コンプライアンス職種のみ希望→3.6%

法務コンプライアンスに限らず、管理系職種であれば希望→17.9%

正社員であれば職種不問で希望→71.4%

 

以上

 

(文/キャリアアドバイザー)

 

【関連トピックス】 ■法科大学院別 24年度司法試験合格者数ランキング トップ10 ■平成24年度司法試験結果発表について ■平成24年司法試験の実施日程及び試験後の就職活動の展望

会員登録がまだの方

転職者と求人側の現状や希望をコンサルタントが常に分析。
適職とのマッチングを第一に考え、
マンツーマンで質の高い求人情報をご提供します。

求人をお探しの方

法務・弁護士・弁理士等、法律領域トップクラスの転職サポート実績。企業法務や法律事務所、特許事務所の求人情報が豊富に掲載されています。

登録はお済みですか?

転職者と求人側の現状や希望をコンサルタントが常に分析。適職とのマッチングを第一に考え、マンツーマンで質の高い求人情報をご提供します。