転職ノウハウ
法務・弁護士職のための職務経歴書の書き方
転職活動を始めるにあたって、最初に必要なことの一つが職務経歴書の作成です。企業・法律事務所への応募にあたっては、採用担当者がまず目を通す書類であり、職務経歴書の内容が最初の重要な採用判断材料になります。
また職務経歴書を作成することによって、あらためてご自身のキャリアの把握、見直しを行うことができ、今後のキャリアプランの策定につなげることができます。
ここでは、転職活動において重要なツールとなる職務経歴書の書き方のポイントを、具体的にご紹介いたします。
職務経歴書を書く前に
経験の棚卸し
まずはご自身がこれまで経験してこられたあらゆる仕事、その実績・成果、勉強してきた資格、身についた知識・技術、などを書き出してみましょう。
最初から奇麗にまとめる必要はなく、また職務経歴書に書くか書かないかも考えずに、とにかく思いつくままに書き出していくことがポイントです。
経験の整理
書き出した項目を整理しましょう。職務内容ごとにまとめるのはもちろん、自分のPRポイントをあらためて確認し、情報として足りない部分があれば加えていきます。
ご自身の経歴を整理する中で、やりがい・達成感を覚えた仕事を確認したり、強み・弱みを見つけたりすることは、職務経歴書の作成だけでなく、面談でのプレゼンテーションなどの際にも役に立ちます。
職務経歴書の書き方
さあ、それではいよいよ職務経歴書の作成です。
整理したご自身の経歴を、以下の書式や参考例・ポイントに従って、職務経歴書にまとめていきましょう。
視覚的にも内容的にも読む側=人事の視点に立って表現することがポイントです。
職務経歴書の一般的な書式
wordかexcel形式が基本です。
powerpointなどプレゼンテーションツールの使用は、特別な資料を用意する時以外は避けましょう。A4用紙で1~2枚。
多くても3枚以内でまとめるようにしましょう。職務経歴書においては「まとめる」能力も問われます。フォントは「MS明朝」「MSゴシック」
基本的なものを使用します。サイズは10~11ptが通常です。
タイトル、見出しなどはサイズを大きくしたり太字に変えたりしても良いです。